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沈黙のWebライティングはライターの界王拳みたいな本だった

いくら記事を書いてもブログのアクセスが上がらない悩みがありますか?Webライティングの書籍は、どれも難しくてわかりにくいと感じますか?

私はそうでしたが、この本と出会って悩みは解決しました。

今回紹介する書籍「沈黙のウェブライティング-Webマーケッターボーンの激闘-」は、ストーリー形式で勉強していく、読書が苦手な方にも読みやすいSEOライティング実用入門書です。

沈黙のウェブライティングを2017年6月6日に読み終わり、その考え方に従ってブログ運営を行いました。2か月前には月間2万PVだった私のブログは、7月末には4万PVまでアクセスが上昇しました。

【後日談】8ヵ月続けたら13万PVまでいきました。

マサオカ

まさに界王拳のような本です。
こんな人に読んでほしい
  • 検索エンジンに評価される記事を作りたい!
  • わかりやすい文章が書けない!
  • 書いても書いても成果が出ず困っている!

今日は、アフィリエイター御用達Wordpressテーマ「腎威」の開発者が書いた本「沈黙のWebマーケティング」について紹介をします。
興味を持ちましたら是非、本書を試してください。

読んだら必ず文章が変わる

この本を読んでから記事を作成すると、必ず今までと違った文章ができるはずです。読者目線で、検索する人が何を求めているのかを考えた文章作成をするようになります。リライトについても、考え方が大きく変わるはずです。

その為の具体的な考え方や、細かなテクニックが600ページに纏められています。ボリュームが多いですが、漫画形式でキャラクターがフツウじゃない(?)ので本当に読みやすいです。

リライトをしている風景(困惑)

かなり影響を受けました

因みに、初めてはてブが20ついたこの記事も、この本を読んでいる途中に書きました。
ユーザー目線のSEO!1ヶ月でアクセスPVを18%増やす3つの方法

なので、本書の影響を受けて「Googleが掲げる10の事実」の一文を引用しちゃったりしています。完全にこの本の受け売りです笑
文章の構成も今までと全く変わっています。読み返してみると、かなり影響を受けていますね笑

ストーリーのあらすじ

温泉旅館の経営に悩む若女将。SEOを少しかじった弟と共に旅館を切り盛りする。Web集客に力を入れる中、ボーン片桐という謎のウェブマーケッターから、SEOコンテンツマーケティングを学んでいく。
読者は主人公に自分を投影するように一緒にマーケティングについて学んでいきます。

専門的な用語は、出るたびに解説してくれます。

ボーン
お前はおそらく、SEOを成功させるにはキーワードを詰め込むことが重要だと考えているのだろう。

ムツミ
あ、ああ・・・。
キーワードを詰め込む際は、文章に対して5%くらい詰め込むといいって聞いたぜ。

ボーン
そんな化石のような知識は忘れろ。

こんな感じで、冒頭で早速SEOについての間違った見解を否定されます。

この本から学べるのはこんな内容

本書では、7章に分かれたストーリーの間に、解説が入った構成を取っています。ストーリーで触りを学び、解説の特別講義のコーナーで復習をしていきます。

本編部分
解説部分

脳は「2つの思考」で動く

見やすくてわかりやすい文章は、つまり脳に負担の少ない文章

この考えの元になるのは、本書の中でダニエル・カーネマンの著書「ファスト&スロー」です。推薦書籍として紹介されています。
脳は2つの思考があり、それぞれ「システム1」「システム2」と分かれているという考えです。

  • システム1 脳への負担を減らすために自動的に高速で動く思考。物事を直感的に理解しようとする思考。
  • システム2 複雑な計算など、注意力を要する作業が必要な際に、慎重かつゆっくりと動く思考。物事を論理的に理解しようとする思考。

人間はモノを理解するとき、システム1、システム2の順に思考が働きます。

「見やすく・読みやすい」と直感で思って読み始めますが、その後脳は慎重に論理的に考え始めるという特性があるのです。

この特性を意識して構成を考え、まず脳を安心させて読み始めの壁を取っ払います。その後、論理的な話をする!

解りやすく書くだけではなく、論理的で納得できる面白い文章でなければ最後まで読んでくれません。

この順序を意識すると、冒頭文の重要性が理解できます。見やすい文章を作る意識が生まれました。
因みにこのブログで利用している強調文のルールも、本書に紹介されているものをそのまま使っています。システム1に向けたわかりやすい表現の配慮です。

SEO=検索意図を満足させるコンテンツ

つまり、SEOを成功させたいのなら、検索エンジンを使うユーザーの「意図」を満足させるコンテンツが必要だ。

ユーザーの意図を満足させるコンテンツ作成のために、すでに上位表示されている記事を分析します。本書では分析のため、マインドマップを推奨していますね。

Googleが上位表示するコンテンツは、ユーザーの意図を満足させるものになっています。であれば、実際に「狙いたいキーワード」で上位表示されている記事を分析するのです。

あくまで参考に。真似してはいけませんよ。

購入者特典として、本書で使い方が紹介されたマインドマップのテンプレートがダウンロードできます。
このマインドマップテンプレートを使って、競合記事を分析して記事作成をしてみました。

利用ソフトはXmindです。全部は恥ずかしいので、雰囲気だけお見せします。

検索エンジンが評価する3要素とは

上位表示される記事を分析すると、ある3要素がクリアされた文章構成となっています。それは「網羅性」「専門性」「信頼性」です。

私も文章を作成している際に意識しています。なかなか全てをクリアできる文章を作るのは難しいです。

この記事は7日前に公開したばかりなのでまだ2ページ目にいますけれど。リライトを繰り返して上位表示を目指していきます。

沈黙のウェブライティングまとめ

ウェブサイトで成果を上げるための文章の書き方をストーリー形式で学ぶ、ライティングの実用入門書「沈黙のウェブライティング」の紹介でした。価格は2,000円、書籍としては少し高いイメージですが、内容は2,000円以上の価値があります。

この本で学べること

  • SEOを意識したライティング手法
  • 商品を選んで貰うための文章の書き方
  • 文章を生まれ変わらせるリライトのコツ
  • わかりやすい文章を書くためのポイント
  • 「論理」と「感情」に響く文章の書き方
  • 外部リンクを獲得するための思考と手法
  • SEOに強いライターの見つけ方
  • バズにつながるコンテンツ作成のコツ

購入に至ったきっかけも書評記事

私が購入しようと思ったのも書評記事を見たからでした。なので、この記事を読んだ誰かに価値を感じて貰えて、購入して貰えるとなんだかうれしいです。

ところで私がこの本を購入するきっかけになった記事はこちら。
「テキストライティング」の達人・松尾茂起さんに学ぶ

沈黙のウェブライティング筆者との対談記事。この記事で著者が、アフィリエイター御用達Wordpressテーマ「腎威」の開発者だと知ったからです。

そして同著作が運営する会社「ウェブライダー」のライティングポリシーが「わからない人の代表として書く」ということを言われていたのに共感したから他ありません。

書けと言われればなんでも書けると思います。うちの会社や僕自身のポリシーとして、「わからない人が書くから意味がある」というのがあって。
「テキストライティング」の達人・松尾茂起さんに学ぶ

 

結果、当たりの本でした。この記事はPocketの音読機能で「聴いていた」沢山の記事の中から、耳に引っかかって興味を持ちました。

できる人のライティングは、読まなくても人を動かせるんですね。私も、誰かのそういうきっかけになれたらと思い記事を作っています。

本日は「沈黙のウェブライティング 著ウェブライダー」の書評でした。

マサオカ

記事が上位表示され始めたのは、この本の影響が絶大です。

そう感じていながらこの本の書評を書かなかったのは、教えたくなかったからではありません。時間がかかる書評記事に心が踊らなかったのです。

分厚さはファイナルファンタジーのアルティマニアくらい。辞書じゃん!と思ったけどアッサリと読み終えるマンガ構成。

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