ブログを初めて8ヶ月経った2017年12月。
我が雑記ブログ「マサオカブログ」の月間PV数が13万になりました。
2017年のゴールデンウィークから雑記ブログを開始し、検索でPVを上げるという目標で運営を続けて8ヶ月。
Twitterでダラダラとつぶやいてスプラトゥーンをしておりますが、実は頑張っていました。皆様のお陰で沢山に人に検索してもらえるブログに成長しています!
ブログスタート時に掲げた目標「15万PVをコンスタントに取り続ける」ことはまだ達成できていませんが、一旦の節目ということで10万PVを取るためにやったことを記録しておきます。
これからPVを上げたいなーと思っている人の参考になるような記事したいと思います。12,000字になりましたが、要約するとブログ開始~2ヶ月目に決めた目標と沈黙のWebライティングに書かれている内容を、淡々と継続したぜ!って内容です。
まず、私のブログ運営観をお伝えしておきます。このどれか2~3個に当てはまる人には参考になるかもしれません。
- 雑記ブログ運営
- 検索流入を上げたい
- ストック型の運営をしたい
- バズ・トレンドは狙わない
- あんまり記事更新したくない
- Twitterは遊び・SNS運用は特にしない
- 異常に負けず嫌い
- ブログを”楽しむ”という感覚よりは”自己成長のための訓練”
- 目標を達成した成長が”楽しい”と感じる
PVとCVはイコールじゃないって意見には大賛同です。アフィリ記事のPVが物語っているので。ただ、ホントにココまで気にしていなかったので、CVとPVの考えはズレるところがあります。CVに関しては、別の記事にまとめようと思います。
さてこの記事を書く前に、Twitterでアンケートをとらせて頂きました。ありがとうございます。
自分にメリットがないので控えていた運営報告ですが、とりあえず節目の10万PVを突破したので書こうかなと思いたちました。
運営報告って何を見たいんでしょう?
気まぐれで書くかもしれませんので、ご協力お願いします。— まっさー検索エンジンの下僕 (@iMassa07) 2018年1月2日
アンケートでは収益知りたいが一番多かったので先に言っておきます。だいたい13万円で11月の2倍になりました。
数ヶ月前に収益が上がり始めた広告主のサイトが「危険なサイト判定を受けて全然発生しなくなる」という緊急事態がおき、発生している全世界のアフィリエイターを逆恨みし続けていたので、この結果はとてもうれしいです。
アドセンサーを名乗りながらアフィリエイト収益額がAdSenseの収益を上回ってしまいました…
私がアフィリエイトで使っているのは以下のASP+クローズドASPが一社です。
とりあえず登録したASPたち
では運営報告として、「これ効果があったのではないか?」と思う作業内容、「ブログに対する考え」等を赤裸々に綴って行こうと思います。
時間が許す限り、お付き合いください。
この記事のもくじ
このブログについて
2018年1月現時点
- 運営開始…2017.04
- PV(3ヶ月平均)…108000pv
- ページ滞在時間(3ヶ月平均)…00:03:26
- 記事数…157記事
- Feedly…65名
- Facebookページ…321名
- Twitter…791名
Twitter運用っていうのはやっていません。大したことつぶやけない&楽しくやりたいからです。記事数は多くなくて良さそう。Facebookページは身バレしているので機能していません。
あくまで検索からの流入を主にした運営スタイルを続けています。またこのドメインは、2015.02に取得して放置していたものを再利用しています。
ではこれから3つに分けてお話していこうと思います。目標と、戦略と、考え方です。よろしくお願いいたします。
遠すぎる目標は気持ちが続かない
無駄な努力が死ぬほど嫌いな私がまず最初にやったのは「15万PVに必要なことは何か」を考えて、目標を細かく落とし込む作業です。
「最短で10万pvいくぞ!努力!根性!作業!」と言っていても、何をやればいいかわからないです。なにより、モチベーションが続きません。
東京にいる人に「あの富士山を目指して思いっきり走れ」「頑張れ!いつか絶対着くから!」って言ってるようなものです。道も知らない。ペース配分考えないと無理。
目標は、ギリギリ達成できるものにして成功体験をし続けることが大事。成功体験が続くと①自信がついて②余裕がでて③楽しくなります。コレがモチベーションになります。
自分に優しい”ゆる目標”と”ガチ目標”を分ける
私は以下のような目標を置いて、達成するにはどうしたらいいか?を考えました。
- 1記事は34pv/日が目標ライン
- 100pv/日を集める記事を1ヶ月に1本増やす
- 月10,000pv以上増やす
達成できそうな”ゆるい目標”として1記事34pv/日(=1ヶ月1,000pv)を目指すことにしました。今までの記事を上げても良いし、新しく書いても良い。
「これがたった10個あれば10,000pv!わあ簡単!!」と自分に言い聞かせて、気持ちを落ち着かせます。(自分に甘く)
ガチ目標は1ヶ月に一本100pv/日(=1ヶ月3,000pv)の記事を生むこと。この2つの目標を並行して、月間の増加+10,000pvを目指しました。
15ヶ月あれば15万pv達成です。ゆっくりと強固な地盤作りをしていこうぜ!というかんじ。
達成しやすい目標を設定して、修正しやすい頻度で目標を振り返る。
目標を決めるときに注意したこと
私は気持ちに左右されやすいので、何度も自分自身を褒めてやらないとすぐにやる気を失います。
目標を決めるときには、イメージできるよう細かく分けることに注意しました。
「その目標がどうなったか」を常にレビューし続けることも大切。この考えは、タスク管理手法GTDに影響されてると思います。
どうしても目標が決められない人は
目標を設定するのが苦手な人は、クロネのブログ講座「100記事特集記事」がオススメです。10記事達成を1つの目標に設定してるので達成感を得やすく、達成する度にやることが用意されているので良いコンパスになると思います。
ちなみに、私もこの方の影響をかなり受けています。特に気に入っているのはオーソリティーサイト。
クロネのブログ講座の100記事の作り方がとても美しくて気になっていましたが、「情報サイトでオーソリティーを目指そう!」を読めば何を考えて構成したのかが少し解りました。
繰り返し目標を達成し続けることで、自分に肯定感を与える。
文才のない凡人の戦略
↑ほらね。
逆に天才っていうのは、そういうことがナチュラルにできる変態ですね。
勤勉な天才とどう戦う?
凡人が天才に勝つには、その差を努力で埋めるしかありません。その天才が無意識にしていることを、意識的に再現するしかないです。
では、勤勉な天才に出会ってしまったらどうすればいいのでしょうか。
アイシールド21何度も四じゃう。桜庭と原尾が好きです。桜庭はこのシーンが印象的です。 #アイシールド21 pic.twitter.com/HJ2aen0NNj
— あす (@Dx3eQ) 2017年10月28日
同じ土俵で戦わないことです。(冷静)
Twitterでは勤勉な天才がうじゃうじゃいました。そんな彼らと同じ場所には立ちません。何度も言いますが、私は無駄な努力が嫌いな凡人なのです。
やりたがる人がいそうにないところ。作業が密集しているジャンル(すきま需要)・まだ確立されていないジャンル(先行者利益)を選んで、流入の成果が見えそうな場所で努力することにしました。
(ここで、収益性も絡めてブログ全体のテーマを選べばよかったと後悔しています)
めんどくさくて泥臭いことばかりで、かっこよくないです。運営スタイルもキラキラしてません。でもそれでいいです。
凡人は戦略を基に努力する。勤勉な天才と同じ土俵では戦わない。
遅筆の対策
きっと皆さんが記事を3つあげる間に、僕は流入用記事を1つしか作ることが出来ません。作成スピードを補うために、同時にいくつも下書きを用意してストックをたくさん蓄えています。
下書きを貯めるために、思いついたネタはスマホから記事投稿(下書き入れ)が出来るようにしています。このネタを使って記事を作っていきます。
もう一つの問題が、熱しやすく冷めやすい性格だということです。やる気になって書いても、急にやる気が無くなるということが往々にしてあります。
この問題を解決してくれるのは、やはり下書きです。書きたいと思った下書きを選んで書き、飽きたらやめて別の記事に手を出したりします。
とにかく無理に書かない。作業をストレスにしないようにするのが大事でした。1つの記事を書ききれるなら、それに越したことはありませんけどね。
自分に合う書き方を見つける。無理やり作業しない。
雑記ブログのジャンル選び
雑記なのですが、数ジャンル決めて関連する記事を量産しています。実は100pv/日を目指すものだけこの作業をやってて、検索用じゃない記事は手を抜いてます。
だいたい1つのジャンルに5記事以上集めて一つのカテゴリを作る感じです。記事と一緒に、カテゴリも決めます。
カテゴリに記事が入れられると判断したら書き始めます。新しい領域の一個目の記事を足がかりにして記事が量産される(クエリから作成していく)ので、結構大事な作業です。
ジャンル決定のルール
ジャンルは、一生調べ続ける人がいなくならないものを選びます。iPhoneは、Appleが倒産するとなくなるかもしれませんがまずありえないし、10年以上続いたものは、世間から消える確率がぐっと落ちるそうです。
私にとって一番ハマったのは、不治の病気ジャンル。治らないのはわかっているけど治し方・抑え方を知りたい人はたくさんいます。そのジャンルで病名一位とれたのは大きかったです。
誰に読まれたいのか?
このジャンル選びで、読んでもらいたい読者層(ペルソナ)を決めます。色々試行錯誤した結果、ペルソナはこのシートを使って行うようになりました。ジャンルの数だけこれがあります。
流石に中身は見せるのは恥ずかしいので、白紙のやつですみません。結構びっしり埋めます。「ペル…ソナ…!」ってみんな言ってますが、誰も中身みせてくれませんよね。
上がってるクエリと同じくらい見せたくないです。これがあったら記事が何個かかけます。
PVを取り出したら作る”理想的な読者の行動”
カスタマージャーニーマップって言うらしいです。これはアフィリエイターのあびるさんにサイト診断をして貰ったときに、限界が見えたあるジャンルへの対抗策として導いていただきました。
結構しんどいので、PVが多い記事だけに作るようにしています。記事を見に来た人は、どういう行動をとってここにたどり着き、その後どうなるのか。を分析することで、自分では思いつかなかったニーズを予想します。
あびるさんの記事に具体的に書かれています。(ブログ用の本じゃありませんが)
雑記のメリットを最大限活かしてジャンルを決める。間違った努力をしないために戦略を立てる。異業種から学ぶ。
検索記事を作る流れ
次は、カテゴリとペルソナシートを使って記事を作っていく作業に入ります。「権威性」「信頼性」「専門性」の網羅を意識します。情報に関する間違いにはめっちゃ注意します。
- 検索ワードを決める
- 競合ページを10位まで読み込む
- 自分が書けそうか判断する
- 共起語を選んでいく
- 検索量の調査をする
- 書く対象のものをめっちゃ調べる
- 1を基にして記事の設計図を書く
方法はなんでもいいと思いますが、私はマインドマップソフトxmindを利用しています。ノートにまとめたりリスト化するのもいい方法だと思いますが、記事を書いているときに大切な「みやすさ」はマインドマップに勝てるものはありません。 - エモーショナルなライティングをする!←苦手
- 1個目の記事を30位以内に置く
(逆にいうと30位以内に入れそうなクエリを選ぶ)
ドメインパワーがない初期はきつかったです。これを考える訓練をしてました。今もやってますがまだ慣れていません。基本は以下を意識します。- 「ワード選定」
- 「見出しの使い方」
- 「独自性(USPってやつね)」
- 「記事内容から感じる検索意図」
- 「文字数でなく情報量」
- サーチコンソールで検索クエリを眺める
最初に想定した層が流入してくれているかを調べます。
ここで見当違いのクエリが拾えたら、そのクエリは記事が充実していないエリアです。
ゲットできた見当違いのクエリはサブの記事のために大切にとっておきます。 - 記事内容に不足したクエリを参考に、足りなかった悩みを想定してリライト
記事にそぐわないクエリ(悩みの質が違う)場合は、サブ記事としてカテゴリに入れて、メイン記事と内部リンクで繋ぎます。 - 4~6を繰り返す
カテゴリ内に記事が5つくらい出来るころには、メイン記事が大体3~8位くらいにいる。
これが1ヶ月くらいかかって成功するかどうかわかります。(失敗ももちろんある)
補足1…検索キーワードの選定
キーワードの選定は、関連キーワードツールとAdWordsのキーワードプランナーを使います。狙うものは複合ワードで、月間検索数10,000までです。成功したら何故か単一ワードで上がり始めます。理由はわかりません。
10万PVならこれで十分でした。基本は、月間検索数100~1000でワードを決めていきます。
- 選ばない例「iPhone おすすめ」
- 選ぶ例「iPhone 動かない」
こういったワードを複数作ってキーワードプランナーで検索にかけます。検索数をみて、記事で狙っていく「検索ワード」を決めます。
他にも、ペルソナシートから本人になりきって「こんなん困るな…」という予想をして、検索されそうなワードを決めて上位表示をとり、後日検索クエリをみて「検索ワード」を修正する方法もやっているんですが、うまく説明できません。プランナーのほうが説明が楽です。
補足2…競合になるサイトの分析
上位10位までのページを読んで、どんなコンテンツが上位表示されているかを分析します。
具体的には、「どんなワードが含まれているか」「検索クエリに対して、どういう悩みを解決しているか」という視点で記事を読みます。検索意図を他人の記事から推測する作業です。
上位10ページを読めば、表示されている記事も違う特徴があることに気づきます。
- 詳しく解説している記事(説明・解説系・企業サイト)
- 実際に使った感想の記事(口コミ系)
- 他社と比べた記事(ランキング系)
この中から、自分が書きたい記事と近いジャンルの記事が競合ページとなります。
上位を占めているページは、Googleに評価されていることは間違いありません。自分で考えた検索意図と、実際に評価されている「検索意図」の答え合わせをすることができます。
補足3…いままで調べたものを見える化する
今まで行った要素を、マインドマップ(Xmind)を使って書き出していきます。実際のやつ、お見せしますね。これは2週間で狙ったワードが1位になって、リライト続けたら1ヶ月半で単独ワード1位を取れた成功例です。
分けるのは以下です。
- 検索結果の分析(上位10サイト)
- 上位10サイトから、検索意図の推測
- 結論(つまり、検索者は何を探しにきたのか?)
- そこから考えて自分が書くことができる「検索者が求める情報」
備考として、自分だけが語れる強み(USP)を考えます。ここが競合との差別ポイントになります。
この書き方は沈黙のWebライティングに載っている手法をそのまま使っています。私の考えたものではないので、説明は割愛します。この方法で単一ワードで1位を取ることができて以来、信用するようになりました。
これはまじでおすすめです。持ってる人は、もう一度本を開いてください。記事を書くための地図を作る。再現できるようなテンプレートを作って「権威性」「信頼性」「専門性」を網羅する。
記事の書き方
実際の書き方は、すでにたくさんの教材が用意されているので割愛します。私が気にしているのは最低限のSEOです。
ちゃんと検索意図を調べていたら共起語は勝手に入っているし、見出しの左側にワードを置くとか、写真のAltは入れる、なんて地味な作業!
過去に書き方について書いてはいますが、いずれリライトで修正していくので、基本ができてたら細かく考えなくていいのかなと思ってます。
書き方について学びたい方は、クロネのブログ講座を読んで下さい。
記事を育てる
記事を投稿してから、上位表示まで1ヶ月ほど育てます。新しく記事を書くよりも、リライトのほうがよっぽど重要です。記事は自分の分身くらいの気持ちで、常に見守ってあげます。ライバルに埋もれないように、管理してあげないといけません。
盆栽や熱帯魚のような趣味に近いかもしれません。何も答えてはくれないし、自分から助けて!とは言いません。でも定期的に手入れしてやると、綺麗に育ちます。
リライトは頻繁におこなうこと
リライトは、GRCの順位が下がったものや、Analyticsの直帰率の「荷重」が高いものから優先的に行って行きます。詳細はこちらで解説しました。
AdSenseではどこをみる?
記事の観測はとても重要です。先月までAdsenseが収益のメインだったので、記事毎のクリック単価まで確認しています。
記事を投稿したら、GoogleAdsenseのURLチャネルに記事URLを全て登録しています。
Adsense → 広告の設定 → コンテンツ → URLチャネル
これを設定しておけば、記事毎の収益、クリック数や単価・ページRPMなどが分かります。どんな記事を書けば、Adsenseの収益があがりやすいのかをココで確認しています。(ゲス顔)
新しく書くことよりも、今あるものを良いものにすることが重要。
記事を書く時の考え方の話
新しく学ぶときに大切にしていることがあります。それが「一冊の問題集を解き切る」ことと「守破離」です。高校時代に教わった受験勉強法・考え方なのですが、割と何にでも当てはまります。
子供のころから人の真似が得意でしたので、一冊の本に書いてることをそのまま忠実に真似しました。
一冊の問題集を解き切る
参考書や問題集なんてものは、星の数ほど出ています。迷い箸をすると、結局全部が中途半端になることが多い。基礎がない時期は自分が決めた一冊の問題集を「丁寧に」「やりきる」というのを教わりました。
しかし当時、自分を選ばれし一人だと思っていたので、その教えを聞かずたくさんの参考書を同時並行でやって、収集がつかなくなりました。10年以上前の話になりますが、ずっと後悔しています。
SEOライティングで私が参考にしたのは「沈黙のWebライティング」です。株式会社ウェブライダーの松尾さんが書かれた珠玉の一冊です。
実践的なライティング手法についてだけでなく、書き手があるべき思考・スタンスについても書かれています。今では、ライティング技術よりもここに価値があると思っています。
コレを参考にした方がいいよ!と言っているわけではなく、自分が信用できると思ったもの一冊を軸にして、徹底的にやり抜くことが大事だと言うことです。PVをあげるために、SEOライティングを学び直す必要があると考えたので購入しました。SEOライティングの本は他にもたくさん読みましたが知識の肉付け程度で、本当の意味で実践したのはこの一冊だけです。
自分のステージや必要としているジャンルに合わせて、自分の根幹におく一冊を決めるべきだと思っています。
ちなみに伝わるライティングスキルジャンルは「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」がその「一冊」候補。まだ探しているところです。
たくさんのものに手をだす前に、一冊の参考書を解ききる自力をつける。
守破離をベースに技術を盗む
守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前)~ 自律的に作業を遂行できる(1人前)
破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)
離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)参照:wiki
軸の本を「沈黙のWebライティング」と決めた日から、「とにかくこの本の言うとおりにやってみる」と念頭において更新をしました。
基本が出来ていないときからあれやこれやと手を出すのは危険だと思っています。何が正しいか解っていないからです。この考えで成果がでなかったら文句は無いと割り切ってやりました。
大事にしてきたことは3つです。(全部の記事ではなく、検索上位を目指そうと狙った記事だけ)
- 競合記事から、検索意図を教えてもらう
- サーチコンソールから、潜在ニーズを教えてもらう
- 競合に真似出来ない独自性が作れそうなら本気出す
その時気付いた小さな改善を繰り返しています。その気付ける範囲を広げるために、本を読んでいます。
文章力がないので、そうしないと才能溢れる人には勝てません。よかったものは、次の記事に反映させて確認する。ダメだったらやめるし、良かったら続ける。その繰り返しです。
運営方針は半年に一回見直す
「ブログ運営×マネタイズ」の本で読みましたが、「ブログの運営方針は読者にあわせて半年に一回は見直す必要がある」と言われていました。私もその時期が訪れます。
気まぐれで、ある病気との付き合い方の記事を書いたら自然流入クッソ伸びてる。10年間この病気やってるから死ぬほど書けるけど、ニッチすぎるし僕の作りたいブログイメージとズレてしまいます。
これがかん吉(@kankichi )さんの本で書かれてる「6ヶ月毎のブログ方針の見直し」かな?— まっさー検索エンジンの下僕 (@iMassa07) 2017年9月14日
オシャレでスマートなiPhoneやデジタルガジェットブログを作りたかった私の意思とは裏腹に、検索流入実験で作った記事が爆発的な伸びを見せ、方針が変わることになりました。
そして、この本には「マネタイズは一番最後」とも書かれています。まあ、そういうことなんでしょうね。
上位表示して貰うならGoogleに気に入られるしかない
SEOは、Googleのこの言葉だけが真実です。
- 「専門性」「網羅性」「信頼性」を重視していること
- 「ユーザーのためを思ったら自ずと後はついてくる」
それを踏まえて、この雑記ブログでどう戦っていくかを考えました。私は、1つの記事を100pv/日までいかせるために1ヶ月くらいかけてしまいます。
それでも、PVを上げるためにたどり着いたのがこの作業でした。誰かもっといい方法があったら教えてください。
守の段階ではたくさんのことを実践するより、成功者の真似をするのが効率的。
なんでPVを目標にしてるのか
運営当初、このブログの収入はそんなに求めていませんでした。(あるに越したことはないってレベル)それはPVアップの「再現性」をみつけたいからです。
「ネット知識が皆無」のスタッフに、コンテンツメディアを運営させたいからって野望があります。私がこのブログを始めたきっかけに関係しています。
ノウハウもあって専門知識の宝庫ですが、会社のブログをかけと行ったら100~300字でイベント情報を書くくらいしかできません。タイトルも「今日は雨ですね」がデフォルトです。
専門分野の経験を持つ人にライティング能力を授ければ武器になります。
実験的にいろいろなことを試して、体系的にまとめることも私の目的の一つです。私自身がそういう才能がないので、技術としてアクセスを伸ばす方法を検証して、できたものを他のスタッフに教育していく必要がありました。
しかし、その悩みはすでに解消しています。クロネのブログ講座を読んでおけば基礎は身につきます。私自信が体系的にまとめるまでもなく、すでにあるものを使えばよかったんです。
やらないと決めたこと
「放置しても問題ない」クロネさん的に言うと「自動販売機」を作っているので、常にメンテが必要な集客作業はしません。メンテは適切なリライトだけで十分です。
例えば以下のような手法を使っての流入を一度でも獲得してしまうと、今後も同じような継続作業が必要で。それがストレスになりそうなのでやりません。自分にプレッシャーがかかるのが嫌です。
- フォロワーを意図的に増やすTwitter運用
- トレンド記事を追う
- バズ記事を狙う
- 毎日更新して通知
実験的にバス記事を狙ったことはあります。一発10,000pvでしたが、継続できる気がしません。330pv/日集める記事を書いたら1ヶ月で10,000pvになりますし、ずっと継続してアクセスを集めてくれます。
こっちのほうがマシです。
Twitterは息抜きで使っているのと、ブログに書くほどでもないこと、更新通知で使っていますが、本気でためになることだけを呟いてフォロワー増やそうとか考えてません。
ニーズを収集したいときにたまに使ったりしますけどそれくらいです。基本、気があう人とコミュニケーションが取れればオッケーです。ついったたのしい。
メンテナンスが必要な作業はリライトだけで十分。
まとめ
多くなったのですが、一応纏めます。
- 目標について
- 達成しやすい目標を設定して、修正しやすい頻度で目標を振り返る。
- 繰り返し目標を達成し続けることで、自分に肯定感を与える。
- 戦略について
- 凡人は戦略を基に努力する。勤勉な天才と同じ土俵では戦わない。
- 自分に合う書き方を見つける。無理やり作業しない。
- 雑記のメリットを最大限活かしてジャンルを決める。
- 間違った努力をしないために戦略を立てる。異業種から学ぶ。
- 記事を書くための地図を作る。「権威性」「信頼性」「専門性」を網羅する。
- 新しく書くことよりも、今あるものを良いものにすることが重要。
- 考え方について
- たくさんのものに手をだす前に、一冊の参考書を解ききる自力をつける。
- 守の段階ではたくさんのことを実践するより、成功者の真似をするのが効率的。
- メンテナンスはリライトだけで十分。
ブログはファイアーエムブレム
ブログ全体をタクティクスゲームのように考えると、楽しんで運営することができますよ。ファイアーエムブレムを知っていますか?
ユニットと呼ばれるキャラクター同士を戦わせるタクティクスゲームです。ユニットを育てて特性を組み合わせて戦わせます。私は、記事をユニットのイメージで考えています。
ユニットにはレベル=pvがあります。レベルを上げるために必要なのは、リライトや内部リンクです。戦力に不安があれば、ユニット=記事を追加して戦力を強化します。
必要な場所に必要なユニットを追加して補強します。最初はレベルが低いので周りのユニットで補助しながらレベル上げをしていきます。それが内部リンク。
まるでゲーム!上手く言えないけど、このゲーム性を感じてるから多分ブログが続いているんだと思います。
終わり 最後まで読んでくれてありがとうございます
というわけで、長くなりましたが以上になります。こんな大量の文を読んでくれたあなたには感謝しかありません。多分、こんなに自分の意見をさらけ出した自由な記事はもう書くことはないと思いますね!
誰かの参考に…と思って自分のマインドマップを公開したりしましたが、途中から自分の言いたいことを書いただけの文章になってしまいました。たまには、日記もいいものですね!
このような記事を最後までご覧いただき、ありがとうございました。以上!