SANGOの公認 子テーマができました!

WordPress高速化の最終兵器KUSANAGIを導入したら簡単にサイトが最速になった

「競合サイトに負けたくない!!」

あなたの集客ページは、いま何位ですか?

ヨメ

2018年7月、Googleのスピードアップデートが行われました。
速度が遅い記事は検索順位下げるよ!というアップデートです。

「いや、それくらい知ってるけど…」という方がほとんどだと思います。

それでは、あなたはどんな高速化対策を行いましたか?

 

「技術的なことはわからないし、圧縮プラグイン入れただけ…」という方は多いのではないでしょうか?

 

「トップページ」の速度をページスピードインサイトTestMySiteで確認して、満足していませんか?

 

「記事の表示速度」が重要です!

 

下の図は、サイトの「平均読み込み速度」に対して「記事の読み込み速度」を表示したものです。

アナリティクスで速度が遅いページ

平均読み込み時間の足を引っ張っているページ

ページビューが多いページの中に、明らかに読み込み速度が遅すぎるページが存在しています。

この3つの低速ページは、写真をたくさん使って解説をした記事です。狙ったクエリで3~6位といったところ。画像が多いので、サイズ圧縮をしてもこれ以上の速度アップはできませんでした。

私が使うテーマ「SANGO」は、軽快な体感速度が売りですが、計測数値は誤魔化せません。黄色くマーカーした一番上のページをTestMySiteで計測すると「7秒」になりました。
※全体の速度は「3秒」ですが、このページは画像が多く低速になっています。

テストマイサイトで遅いページ

画像が多く、高速化できていないページ。

Googleは「ページ読み込み時間が3秒を超えると、モバイルサイトの訪問者の53%が離脱する」と言っています。
Google公式サイトより引用・翻訳)

ヨメ
えっ…二人に一人が見てないの?

この速度を上げれば、今まで離脱していた人に記事を読んでもらえるということです。
滞在時間が伸び巡回してもらうことで、ページの評価は上がります。

 

「それはわかったけど、これ以上どうやったらいいんだよ…」と思われましたか?

そう思っていた時期が、私にもありましたーーーーーーーー。

そこで私が使ったのは「KUSANAGI」です。このサイトにKUSANAGIを導入しました。

KUSANAGIを導入した記事の速度

KUSANAGI導入後の同ページ

「KUSANAGIって何?」と思われるかと思います。あとから説明しますので安心してください。今は「クサナギ=サイトのスピードがめちゃくちゃ速くなるヤツ!」という認識でOKですよ。

本日は、「テーマカスタマイズではカバーできない部分のサイト高速化」を実現できる仕組み、クサナギを紹介します。

マサオカ
インストール作業は、ノビタさん(@nobita0926 )に依頼して代行してもらいました。

クサナギを入れると、計測なんてしなくても身をもって自分のサイトが早くなったことが実感できます。すでに収益化できているサイトであれば入れておくべきです。

逆に、まだ収益化できていないサイト運営者は頭の片隅に入れておきましょう。今回は見送ってください。

目安としては10万PVを超えるサイト・月間10万円の収益を上げているサイトは速くやっておくべきですよ。

WordPressを高速化するメリット

スマホを見ているとき、ユーザーはかなり集中して画面と向き合っています。そんな状態のユーザーは、我々が思っているよりスマホに「待たされる」ことを嫌います。

 

アプリのアップデートのロード時間にイライラした記憶はありませんか?
電子書籍をダウンロードする時間が待ちきれずアプリを閉じたことはありませんか?

 

待ち合わせの5分遅刻は待てるのに、たった10秒が待てない

不思議な話ですよね。アプリを自分のサイトに置き換えてみましょう。

 

だから我々は、記事を読もうとしてくれている読者のためにスピードアップをしなければいけません。

Googleのためではなく、ユーザーのためなんです。結果的にユーザー満足の向上が良いサイトと判定される要素になります。サイトの向こう側に、読んでくれている人がいることを忘れてはいけません。

そのために、KUSANAGIを使って高速化をします。サイトの高速化は一つの手段であって、目的ではないのです。

KUSANAGIの基本知識

「さっきから言っている「KUSANAGI」ってなんなの?」と気になり始めたかたも多のではないでしょうか。

超高速WordPress仮想マシン「KUSANAGI」はあなたのWordPressサーバを通常の約10倍の速さにブーストさせます。

KUSANAGI公式サイトより引用

KUSANAGIはWordPressを高速化するために作られた「Wordpressの入れ物」です。

他のシステム(EC-CUBEやMovable Typeなど)を捨てる代わりに、WordPressの速度が飛躍的に上昇します。私たちの目的はWordPressの高速化なので、他が使えなくても大丈夫ですね。

マサオカ
ハンターハンターで例えると、「幻影旅団にしか念能力を使わない制約と誓約」を引き換えに大きな能力を得たクラピカと同じ原理ですね!なので、KUSANAGIはクラピカです。

簡単にいうとWordpressの入れ物

KUSANAGIは、WordPressのためだけに作られた専用のOS(コンピューターを動かす仕組み)のようなものです。Wordpressがすばやく動くことに特化して作られているので、あなたが何をしなくてもサイトが速くなります。

私がやっていた高速化カスタマイズは、WordPressの中で最適化を行うものばかりでした。KUSANAGIはWordPressを入れる箱ごと最適化しているので、根っこの部分からサイトスピードが上がります。

サーバーの仮想OSKUSANAGI

KUSANAGIが使えるサーバーが必要

エックスサーバーやミックスホストなどのレンタルサーバーは、KUSANAGIに対応していません。

KUSANAGIが使えるサーバーに乗り換える必要があります。使えるサーバーはたくさんありますが、ここでは良く使われる人気のサーバーを2つ紹介しましょう。

KUSANAGIが使えるサーバー

  • ConoHaサーバー(専用サーバー)
  • KAGOYAサーバー(共用サーバー)
サーバーには、2つの種類があります。それが「共用サーバー」と「専用サーバー」です。

「共有サーバー」はマンションのようにスペースを間借り(共用)してたくさんの人とシェアするのに対して、持ち家のように自分専用で使えるのが「専用サーバー」です。一人で使える「専用サーバー」のほうが速度アップの効果が見込めます。

共用サーバーと専用サーバー

まとめ

  • 共用サーバーはマンション
  • 専用サーバーは戸建て住宅

サーバー解説は「【図解】共用サーバーと専用サーバー(VPS)の違いは?」の記事が参考になります。

検討したプラン

2つのサーバー会社から、同じスペックのプランを比較しました。

プランA プランB
運営会社 ConoHa KAGOYA
プラン 2Gプラン グレード3プラン
金額 1,575円 2,160円
特徴 専用サーバーで高速
複数ドメイン使用可能
コスパ◯
メモリが変動する
KUSANAGI搭載済み
費用は割高

元はエックスサーバーのX10プラン(月額1,080円)を使っていました。

+1,000円程度でKUSANAGIが導入できます。安いですね。Conohaになると、ワンコインです。ランチ一食分の費用でサイトが速くなって離脱を防げるということですよね。

この金額を安いと思いますか?私にはとても安く感じました。

ConoHaサーバー

ConoHaの特徴
メリット デメリット
専用サーバー KUSANAGIの導入が初心者には不可能
複数ドメイン可能、たくさん使うと得
比較サーバーと比べるとコスパ◯

KAGOYAサーバー

KAGOYAの特徴
メリット デメリット
KUSANAGIが導入済み 1G~2Gの範囲でメモリが変動する
ディスク容量が少し多い ドメインは1つだけしか使えずでコスパ✕
月額コストが比較サーバーの2倍

採用したのはConoHaの2Gプラン

マサオカ
選ばれたのは、ConoHaでした。
私は専用サーバーのConoHaサーバーを選びました。
KAGOYAを選ばなかった理由は以下の通りです。

KAGOYAを選ばなかった理由

  • 1つのドメインしか使えない
  • 月額費用が高い
  • 同額の専用サーバーと比べてスペックが低い
  • 共有サーバーなので速度効果が見込みにくい
  • メモリの使用量が負荷状況に合わせて1~2GBで変動する
  • KUSANAGIの機能が一部制限される

KAGOYAサーバーには最初からKUSANAGIがインストールされているというメリットがありますが、同じサーバースペックのConoHaの2倍のランニングコストでした。毎月かかってくる経費としては、高すぎですよね。

もう一つの問題が、高速化の肝である「キャッシュ機能」がコントロールできないことです。

ページキャッシュ設定にはコマンド操作が必要です。しかしカゴヤではコマンド操作はできません。つまり、カゴヤではKUSANAGIの機能一部に制限があり100%KUSANAGIの性能を引き出す事は出来ないようです。これは明らかなサービス設計ミスだと思います。

引用:WordPress高速化完全ガイド

速度やコスパ・機能性を考え、専用サーバーのConoHaを選ぶことにしました。

最初は面倒だが後々が楽

ConoHaのKUSANAGIは導入がめちゃくちゃ面倒ですが、ここさえクリアすれば今まで使っていたWordpressと同じように使えます。同じWordpressなのに、KAGOYAだと毎月500円高くなるって損だと思いませんか?

こういう不要なランニングコストは押さえながら運用をしていくのが賢い方法だと考えています。

最初の手間をかけてでも、専用サーバーConoHaでKUSANAGIを利用するほうが価値があります。

KUSANAGIについてまとめ

ここまでをおさらいします。ここまで、KUSANAGIについてこんなことをお話してきました。

  • KUSANAGIはWordPressを入れる箱
  • 対応しているサーバーに引っ越す必要がある
  • 専用サーバーは安くてコスパが良い
  • 月500円+するだけでサイトの速度が上がる

それでは、ここからは導入を行うときに出てくる問題点を紹介します。

KUSANAGIの導入の問題点

KUSANGIを使いたい!と思って調べ始めると、大きな壁にぶつかることでしょう。

あなたは、サーバーの引っ越し経験がほとんどないはずです。さらにKUSANAGIはWordPressのインストール方法が通常とは違っています。

これまでやってきたWordPressのインストール方法では、移動できません。

KUSANAGIの不安

  • 事前知識がない状態から始めないといけない
  • そのための勉強時間はどれだけ必要かわからない
  • WordPressでの作業になかった”コマンド入力の作業”
KUSANAGIのコマンド操作

慣れないコマンド操作

事前知識ゼロという心のハードル

ヨメ
変な画面いっぱい出てきたわ…

10万円以上の収益を出すサイトでは、移行手順に書いているものをそのままやっていくのにも勇気が必要でしょう。自分で理解できない技術的な操作を収益サイトに行うのは恐怖だと思います。

それでなくとも、WordPressは様々な利用環境によって問題がおきます。

KUSANAGI導入最大の壁は、「誰もが初心者」の状態になってしまうこと。一般的なアフィリエイター・ブロガーにとって未知の部分が大きすぎるんですよね。

細かな設定の調整が必要

ヨメ
これどこまで調整作業して行けばいいの…

KUSANAGIを入れたWordpressはデフォルト設定が一部変わり、FTP系ソフトを使って修正を行わないといけません。
この作業、全くわからない状態でやっていくことを想像してみてください。

「ゴールどこ?何日かかるの?」

KUSANAGIを入れるためにテストサイトで実験をしてから本番環境で行えばいいのですが、これこそ「それって何のための時間?」ですよね。

このKUSANAGI引っ越し作業は、人生で何度も行うことではありません。収益化のためにサイト高速化をするあなたにとって、この設定を自分でやるのは時間の無駄。

この分野に詳しい人に全て任せるのが最適でしょう。いくらかかっても自分の時間を買ったと考えれば安いものです。

KUSANAGI移管は委託するべき

そこで、以前からKUSANAGI導入を繰り返し行っていて、KUSANAGIへの移管委託を行っているノビタさんに任せることにしました。

ノビタさんに任せようと思えた理由は2つあります。実績と、機密保持です。

たくさんのサイトをKUSANAGI化していた実績

自サイトのKUSANAGI化やKUSANAGI化の委託を行っていることは結構前から知っていましたが、今回決めてになったのはらいとさんのこのツイートです。

数字は伏せますがかなりデカイ規模のサイトをKUSANAGI化されたということだったので、そういった方がお願いしたのは後押しになりました。

機密保持

アフィリエイトサイト、公開していない人がほとんどでしょう。そんな方はアフィサイトバレが心配ではないでしょうか。

一つのサーバーでいくつもアフィサイトを管理している場合に、任せるのに抵抗を持つかもしれません。

 

ノビタさんのサービスでは、必要であれば正式な「秘密保持契約」を結んでくれるので安心です。

秘密保持契約

こういった書面で、契約を結んでくれます。

普段からお会いさせていただいているのでよくわかります。とても信用できる方です。KUSANAGIの移行するなら、ノビタさんに任せることをおすすめします。

自分で準備する時間がもったいないから。

料金について

料金比較

  • ノビタ(DEKISUGIプラン)…1サイト11万
  • 公式サポート…1サイト40万

KUSANAGIの公式サポートでも引っ越しを依頼することができます。ひとつのサイトを移動するだけで40万かかります。

KUSANAGIの移行金額(公式)

引用:KUSANAGI公式サイトサービス価格表より

 

私が今回お願いしたのは3つのサイトのKUSANAGI化です。公式にお願いすると40万×3サイトで120万。

マサオカ
流石に120万は無理です。

ノビタさんのサービスでは、1サイト6万円から。

私の場合は「3つのサイトの移管作業、KUSANAGI導入とWordpressテーマとの調整」を丸投げでやってもらって32万円でした。そこにオプションをつけて、40万円です。

内訳はこんな感じです。
※DEKISUGIプラン(仮)はフルパックのお任せプランです。
KUSANAGI移行の見積もり

値段は変更になるかもしれませんが、基本のサーバー移行の部分だけでみても、公式が40万のところ5万円でしていただけます。自分でやるのを考えると安いですよ。

KUSANAGIを導入して気づいたこと

KUSANAGIを入れると、サイトスピードが上がるのはもうご存知の通りですね。その他で私がすごいと思ったことを紹介します。

管理画面さえも高速

とにかく爆速なのですが、管理画面まで高速化されていてテンションがあがりました。

メディアボタンをクリックしたときのスピードを見てみましょう。

KUSANAGI化WordPress管理画面

KUSANAGIのメディア呼び出し、スクロールしても高速

通常のWordpress管理画面の速度

KUSANAGI適応前のメディア呼び出しのラグ比

常時SSLの設定が一瞬で終わる

KUSANAGIに移行するためにConoHaサーバーに引っ越しして驚いたことは。常時SSL化までのスピードです。

共用のレンタルサーバーではSSL化の設定をするために、3~4時間(長いと1日)くらい時間がかかります。また、常時SSL化も初めての方には難しい作業になり気を使います。

この作業が、1秒で終わったのには驚きました。

テーマやプラグインによっては影響が出る場合がある

一部プラグインがうまく動かないことがあると聞いていましたが、私が使っているプラグイン・テーマ「SANGO」+「PORIPU」での挙動では、スマートフォンのフッター表示がページごとにずれる問題がおきました。

これは、正直一人だと解決できなかったと思います。こういった部分の「それぞれのWordPressに寄って起きる問題」を解決してくれたのが、委託して一番助かったポイントだと思っています。

まとめ

あなたのサイト速度は何秒でしょうか?
記事を読まずページから離れている人は何人いるでしょうか?

KUSANAGIは、今まで気づかないうちに去っていた見えない読者を呼び戻すための最高のツールです。

最後にKUSANAGIのおさらいをしておきますね。

KUSANAGI(ConoHa)3つのポイント

  • ページ離脱が減ってPVが増える!
  • Googleスピードアップデートの対策に有効!
  • 複数のドメインが使えるのでコスパが良い!

唯一のデメリット、初期設定の面倒な部分は全部おまかせして、ライバルサイトよりも早く高速化をしてしまいましょう。

マサオカ
めんどくさい不安なインストール作業はノビタさんに任せよう!
読者がより使いやすいサイトを作って、満足度を高めて行きましょう。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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