ヨメ
これからどんな記事を書いていけばいいんだろう…
あなたの考えている「ブログの成果」はなんでしょうか?PV?収益?シェア数?
目標を明確にしていますか?
もし目標が決まっていないのであれば、あなたにはまだ伸びシロが残っています。
そして、この記事はそんなあなたの役にたちます。
ブログ運営の方針をタイプ別に分け、それに見合うマネタイズ方法をまとめました。
それを、解りやすいようにポケモンのタイプ風にまとめましたので現在の位置、そして目指すべき目標を明確にしましょう。
ブログ運営の方針を悩むタイミングは誰にも訪れることだ。
ブログ運営にはタイプがある。自分がどのタイプかを把握して、自分にあった内容を意識するとブレが少なくなる。
これを記事内容の3タイプと、収益モデルの3タイプに分類してポケモン風に表現してみた。
- タイプ1【特化・雑記・日記】
- タイプ2【アフィリエイター・ブロガー・アドセンサー】
全9種類の組み合わせとなる。
それぞれのタイプ別の得意分野や特徴を考察してみた。さて、あなたはどのタイプだろうか。
タイプに合う収益構造も解説したので、自分のタイプのものを実践して頂きたい。
ブログ名 | マサオカブログ |
---|---|
タイプ1 | 雑記系 |
タイプ2 | アドセンサー |
- アドセンサーは「PVを目標に設定して、Adsenseで収益をあげる人」という意味で使います。
- アフィリエイターはサイト運営を主にする場合もありますが、今回は「ブログ」という表現にまとめます。
- あくまで個人的な見解です。
この記事のもくじ
タイプ1 ブログの記事テーマからみる3タイプ
記事のテーマ別に3タイプに分けた。「ほのおタイプ・みずタイプ・くさタイプ」くらいのイメージでどうぞ。
これは良くみられる「特化ブログか雑記ブログか論争」に派生してしまいそうであるが、私はそこに日記系を含めた3タイプがあると考えている。
- とっかタイプ(特化)
- ざっきタイプ(雑記)
- にっきタイプ(日記)
以下を御覧いただきたい。基本的に左に行くほど記事ジャンルが絞られるので「作成の難易度が上がるが収益化はしやすく」、右に行くほど「難易度が下がるが収益化はしにくく」なる。
難易度・収益化のしやすさ
<難度・収益高> 特化系ブログ>雑記系ブログ>日記系ブログ <難度・収益低>
とっかタイプ(特化系)
一つのテーマのみに焦点をあてた記事構成を取るブログ。
記事のコンテンツ全てが同じテーマになるため、SEOの上位表示を取りやすい。反面、その分野の専門知識が必要なため「特別興味がある」か「もともと専門知識がある」場合でないと運営は難しい。稼ぐという側面でいうと、一番効果を発揮しやすいのが特化系ブログである。その分野に興味を持つ読者から人気を得やすいのもこの特化系ブログの特徴。
参考としては、「初心者に向けたWordpressの作り方を教える」のようなテーマを決めてブログを運営されているケース。この場合、Wordpressの話題から派生してサーバーの選別や、外注ライターの選び方など、Wordpressを取り巻くテーマで記事を作る必要があるため、制約が大きい。
ざっきタイプ(雑記系)
複数のジャンルで専門性を保ち更新を行うブログ。テーマを1つに絞らずにコンテンツを更新する。
雑記系の特徴は、テーマを絞らないため記事を更新し易い。ただし、記事の専門性を損なえばそれは日記系ブログになるため、コンテンツひとつひとつの専門性を損なわないために、制約を付けることが多い。
サイト評価を高めるためにすることは、100記事を目指すことや2000文字以上の文量で記事を更新することではない。検索ユーザーの求めている問題を適切に解決してあげることが優先される。正しいHタグ配置、共起語やサジェストワードを考えて記事を作らなければ行けない部分は特化系と変わらない。
雑記系ブログは特に「筆者の興味」により記事を更新するため、数種類の類似したカテゴリで特化カテゴリが作つくられる傾向が強い。私の場合は「iPhone」「文具」「Web」などのコンテンツが増えてきている。雑記の場合カテゴリ内に関連する記事が増えることでもSEO効果が高まりやすい。
てんでバラバラな内容をやみくもに上げるのではなく、雑記のなかでも何か特化するものを見つけることが上位表示につながる。
にっきタイプ(日記系)
日々の出来事を自由に綴るタイプ。「ブログ」と言われて一般的にイメージされやすいのがこの日記系タイプである。無料ブログを使っている場合が多く、収益化から遠い。
よく、芸能人が書くブログはこれに当たる。芸能人の場合は本人自体に価値があるため、ネタがなくてもブログが成り立つ。完全にメディアミックスなため、芸能人ブログは比較対象にならない。
書くテーマが自由で文字数に制限を持たないことが多いため、汎用性が高い。その反面、継続のモチベーションの要因が少ない。
他2タイプでは、収益化が運営目的として挙げられるが、このタイプは収益というモチベーションが上がりにくいため、更新が止まりやすい。
私見だが、ブログランキングに登録しているのも日記系ブログが多い気がする。
タイプ2 収益構造からみる3タイプ
収益化のスタイルから3タイプにわけた。こちらは「ひこうタイプ・エスパータイプ・どくタイプ」あたりのイメージで。
- アドセンサータイプ
- ブロガータイプ
- アフィリエイタータイプ
注意したいのは、それぞれが完全に分類できるものではない。
アドセンサーがアフィリ記事によるマネタイズを行なっているはずだし、ブロガーがアドセンスによるクリック課金を導入していることも多い。今回の場合は、「どの収益化への割合が大きいか」によってタイプを分ける。
アドセンサーの特徴
アドセンサーはPV依存のクリック課金収益をベースに運営を行う。
そのため、SEOの知識、コンテンツライティングの知識が必要になる。そしてGoogleアドセンスによる広告収益が収益の柱なため、この大黒柱が折れるリスクと常に戦わなければ行けない。その為、ある程度のPVを越えたあたりで様々なマネタイズ方法を思案し始める。
リスクが大きくGoogleに依存する反面、読者が気になるコンテンツ(クリック先の広告主)の選定は全てGoogleAdsenseが行ってくれる。モノを売るという概念が必要なく、ただお得な情報を提供するだけでいいのだ。
リピーターよりもオーガニックの流入の割合が多くなる傾向にある。
ブロガーの特徴
ブロガーは、自分の価値感、考え方など自己を売り込む能力が必要になる。SNSとの親和性が高いのが特徴。
選ぶブログサービスよれば、SEOやライティングの知識は必要ない。むしろ自己表現の力と更新数によってブロガー本人の価値が作られる。
はてなブログやアメーバなどのすでに作られたコミュニティの中で一定数活動することでいきなり「1ヶ月目で8,000PV達成!!」というスタートダッシュが期待できる。
ブロガーになると一定のファン(読者登録数)などで戦闘力が計られるようになる。
アドセンスやアフィリ記事も併用することができ、人気が上がれば一定の売り上げが見込まれるようになる。
Amazonのほしいものリストを公開したら読者から商品が送られたりするのもブロガー属性。(羨ましい)
アフィリエイターの特徴
アフィリエイターになると、もはや次元が変わる。
記事を上位表示させ発見してもらうためにSEOやライティングの知識が必要。商品を売るため、その商品について熟知しなけらばならず、モノを売るためのセールスライティングが必要になる。
これは上位表示のウェブライティングとは別物。
それぞれの導線を意識したり、ブログ(サイト)全体をデザインする必要がある。
サイト構成や、フェーズによって悩みを解決していったり購買の後押しをしなければならない。
この時、Adsenseを使うと顧客の興味が散るため、併用はできない。
それぞれの得意な収益モデル9種適正表
自分にあったわざを選んで「こうかはばつぐんだ」を狙おう!
以下は、タイプ1✕タイプ2の、得意な収益モデルを分けた適正エリア一覧である。
自分のタイプを比べて、✕に当たる場合は収益化が難しい場合があるので、検討しなおすことをオススメする。
特に、日記タイプの記事の収益化は難しいことが多いので、コンテンツの充実を測り雑記タイプに移行することをオススメしたい。
収益化を望まない人には関係のない話であるが。
特化系 | 雑記系 | 日記系 | |
---|---|---|---|
アドセンサー | ◯※ | ◯ | △ |
ブロガー | △ | ◯ | ◯ |
アフィリエイター | ◯ | △ | ✕ |
※特化系を選択している時点でAdsenseに頼る必要はないが、セールスライティングが難しい場合、特化系アドセンサーは適正。
全てのブログ記事は3つのフェーズに分けられる
ブログでは三種類の記事を、役割に分けてバランス良くあげていく必要がある。主に以下の3つである。
- 【発見】新規向け(自然検索)質重視のコンテンツ系記事
- 【リピート】リピーター向け(ファン化)の個性的な自己表現記事
- 【成約】収益化(マネタイズ)商品紹介記事
それぞれバランスよく投稿するべきだ。が、ライティングの得意不得意によって目指すゴールは変わる。
- SEO上位表示が得意→アドセンサー
- 自分を売るのが得意→ブロガー
- 商品を売るのが得意→アフィリエイター
下に行くにつれて難易度が上がる。コレは完全な私見であるので注意していただきたい。
マサオカ
スキルとしての優劣は私見であるが以下のようになる。
アドセンサーとブロガーの間には競合する能力はないが、だいたい難易度は同じくらいである。
しかし、上記2つとアフィリエイターとの間には、ヒトカゲとリザードンくらい知識やスキルにおいて差が生まれる。
タイプにみる目的の違い
アドセンサーはクリック、ブロガーは読者登録、アフィリエイターの目的(ゴール)がモノを売るコト(送客)になるからである。
センスという意味でいうと、ブロガー属性は運営者を選ぶ。
比較的外交的な人がブロガー向きだし、そういう人はナチュラルな言葉の力を持っているのでSEOの勉強なんかしなくても良い。リアルで築いているコミュニティに「ブログ始めたよ!」と発信だけで大きな宣伝と流入になる。あとは個性的な発信を続けるだけでSNS上で勝手に広がっていく。(僻み)
ある種のカリスマ性を持った人が、ブロガーで成功し易い。私にはない(妬み)
一方アドセンサー属性は、ウェブライティングを勉強して、根気よくライティングを行うことでなれる。ブロガーがセンスに対して、努力である程度はPVを集められるのである。私がいい例である。
ブロガーになりたい方は、この書籍を読むと良い。とても参考になる。
アフィリエイターになるためには、それ以上の覚悟と営業センスが必要である。
タイプ別目標・目的の違いのおさらい
- アドセンサー…広告をクリック→大量の新規流入
- ブロガー…読者、SNS登録→リピーターの獲得
- アフィリエイター…商品の購入→欲しくなる記事の作成
それぞれの収益化の方法
収益モデルによって、収益化のスタイルは全く異なる。自分の運営するブログタイプによって、最適な収益構造を選択することが大切になってくる。
アドセンサーの収益化
PV頼りGoogleAdsenseクリック型課金。ただひたすらペルソナを決めて良質なコンテンツを作り続けることで、「Googleの検索エンジンに媚びを売る」スタイル。
この場合、純粋なPV数を目標とするのではなくPV数を「セッション」と「ページ/セッション」に分けて管理することで、PVが下がった際に問題点を発見し易い。
ブログが育てば、SEOの上位表示が複数の記事であがり始めるため放置しても収益化が可能なモデル。
ブロガーの収益化
ファンに向けた商品紹介や、ブロガー向けのサロン運営、書籍化。
PVが増えてきたらブログ内へのバナー広告の月極契約もできるし、複合してアドセンス、アフィリを紹介しての成果報酬も期待できる。
VALUやPOLCAのサービスもブロガーは得意。
ファン化が進むと社会的地位が確立され、インフルエンサーとして影響力を持ち始める。
アドセンスとアフィリの併用可能
アフィリエイターの収益化
商品の販売による成果報酬がメイン。収入は大きくなる。
主な収益源は、アフィリエイトASPと呼ばれる、紹介した商品の成約があった際に報酬が貰えるプログラムを提供するサービスからの利益。
アフィリエイターはSEO記事のノウハウも必要な上に売るための記事(SEO向けのウェブライティングではなく、純粋なセールスライティング)のスキルも必要になる。
アフィリエイトの成約利率による売上の爆発力は桁違いである。営業スキルが要る。
ブログ運営のポケモン風タイプまとめ
あなたのブログの方向性がまだ決まっていない場合は、この表を参考に収益方針を検討していただくのもいいだろう。
また、運営中のブログであっても方向性についてはPVやユーザー属性を見ながら半年に一回は見直すべきである。
「この場合どうだ」という意見もあると思うが、半分勢いで書いたので細かくは考えていない。
その点はどうか許して頂きたい。
とっかタイプ | ざっきタイプ | にっきタイプ | |
---|---|---|---|
アドセンサー | ◯ | ◯ | △ |
ブロガー | △ | ◯ | ◯ |
アフィリエイター | ◯ | △ | ✕ |
さいごに
本日は、ブログのタイプをポケモン風表現して、適正な収益モデルを考察した。
その過程で、ブロガーともアフィリエイターとも言えない私のような宙ぶらりんな存在の分類に困ったため、「アドセンサー」と呼ぶことにした。
ブロガーは記事を使って自分の価値を売っていくのに対して、アドセンサーは記事自体に価値を持たせる。
この点では、ライター寄りの存在だ。アフィリエイターは商品に価値を見出す。
アドセンサーはいずれマネタイズをマスターするとアフィリエイターになる可能性を持ちながら、自己表現に特化すればブロガーとしても成立する。
そう。まるでイーブイの様に多様性に満ちた存在である。
アドセンスに依存してはいけない
何れにせよ、アドセンサーが現状のままで居続けることにはリスクが伴う。
もし、あなたのブログが私のようにアドセンスに依存している状態であれば、危機感を覚えた方が良い。
Google様の顔色を伺いなから記事を更新し続ける現状に脱却しなければならない。
収益の構造は多様化させてリスクを分散する必要があるのだ。さあ、次のステップに進むときである。