日常をTwitterに侵食されている私ですが、こんな私にも日経MJ新聞の取材依頼が舞い込んで来ました。
そして2018年2月21日(水)の日経MJ新聞の一面にて「マサオカブログ」の文字が!!
新聞取材を受けるかどうか、少し悩みました。ググっても、そういった類の記事が全然出てこないんです。
なのでこの記事で残したいのは、新聞取材になったときのフローや、お金の話などの覚書です。実際に経験して感じたメリットをお伝えします。
ブロガーの新聞取材の現実
- 基本的に無償
- ブログの流入にはならない
- 電話取材で終わるから楽
- 取材から掲載まで、けっこう時間が開く
- 取材されたという実績だけが残った…
この記事のもくじ
取材を受けた経緯
取材依頼は「ブログの問い合わせ」から唐突にやってきました。日経新聞の記者の方が、我がブログに問い合わせをしてくれたのです。
目ん玉剥けるかと思うほど驚きました。
マサオカ
商標上位のデジモノレビュー記事を見つけてくれた
問い合わせはこの記事を見てのことでした。スマートロック「Qrio」という「スマホが鍵になるIoTデバイス」を1年間使ったレビュー記事です。
偶然、記事のコンセプトとマッチした
そもそも、なぜこの記事を?というところですが。日経MJの1面で「『忘れさせない』消費」というテーマで、「物忘れ」
そこで私が一年間愛用したキュリオの記事を気に入っていただけたというのが流れです。
取材を受けることになった理由は…ただ運が良かった
というわけで、ただひたすら「マイナーデバイスを1年間嬉しげに使い倒した」という記事が見つかって、ネタとマッチしたから取材をうけることができたというラックです。
ブロガーが新聞取材を受けるメリット
さて、それではブログからの取材を受けるべき理由を書いていこうと思います。
新聞取材を受けてもお金は貰えない
基本的に、新聞取材を受けたところで「報酬」はありません。有名な方が個人を特集するようなコンテンツであれば話は別でしょうが、私の場合は「商品のレビュワー」として白羽の矢が立っただけなのです。
正直、商品を使っているユーザーは私じゃなくてもゴロゴロいます。なので、レビュー記事から来る取材依頼にお金を求めてはいけません。
掲載の結果、ブログ名を検索されたりもしない
新聞には、マサオカブログの名前も載りました。なので正直、ここからの流入を少し期待したのです。
結果…全くの無風。新聞掲載当日のマサオカブログは”凪”の状態でした。載ったスペースも小さかったこともあり、新聞掲載から検索されるようなことはありませんでした。
これは大小にかかわらず、新聞を読む層はあまり検索をしないのでは…とも思っています。
掲載実績として公表できる
それでも、新聞取材を受けるべき理由は一つです。「日経MJ掲載」という実績がカッコイイから。
めっちゃカッコイイですよね!新聞は公の媒体ですからね。
マサオカ
これを言いたいがために受けたも同然です。
実際の記事はこちらです。
ヨメ
奇しくもツイ廃感あふれるコメントになっていますが、これは沢山会話したなかの一言でしかありませんので気をつけてください。
取材から掲載までの流れ
取材から掲載までの流れは、時間こそかかりましたが簡単なものでした。たいへんなことはないので、是非チャレンジしてみてください。
メールで条件のやり取りをする
2018年1月11日(木)取材依頼のメールが届く。
日経MJから取材依頼キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
— まっさー駆け出しアドセンサー (@iMassa07) 2018年1月11日
条件は「取材された内容は記事がでるまで口外しないこと」これだけです。
(報道という特性上、
せっかくなので、取材を受けるにあたって質問してみました。
- 記事内で、私(もしくは私のブログ)
の紹介はして貰えるのか? - 一面には他にどのような商品が載るのか?
- 発刊日は?
「どの程度の深さのご紹介かにもよるのですが、
「現在のところ、忘れ物防止タグやアマゾンのダッシュボタン、
通知してくれるアプリなどをご紹介する予定です。」
「まだ発刊日は確定していないのですが、
取材依頼から掲載まで、1ヶ月かかるようです。1日の記事のために、1ヶ月もかけて調査を行うとは素晴らしいプロフェッショナル!私は若干感動しました。
電話取材を受ける
2018年1月16日(火)17:
ちな今日の5時から日経MJさんの電話取材だから早上がりするよ。休み早々の早上がりだよ。
— まっさー駆け出しアドセンサー (@iMassa07) 2018年1月15日
決められた日時になると、電話が鳴ります。ドキドキしましたが、時間でいうと10~15分ほどで終わりました。
取材なれしているようで、話してみるとストレスフリーで上手く聞き出してくれます。
仕事の電話を受けている感覚に近かったので、コミュ障の私でも難なく受けることができました。安心してください、怖くありません。
もう終わった!普通に仕事で電話してるのとなんら変わらんくて肩透かしやで
— まっさー駆け出しアドセンサー (@iMassa07) 2018年1月16日
掲載された新聞は後日郵送で貰える
2018年2月18日(木)掲載した新聞が届く。
希望者には、実際の紙面も送ってくれます。もし希望なら住所を伝えましょう。
ちなみに、日経MJ新聞はコンビニに売っていません。新聞取扱店まで行かないと、お店では買えません。
駅構内のコンビニとかでは取扱があるので、日経MJを手に入れたければ駅を巡ってみましょう。
ブログから取材依頼が来たらとりあえず受けとくが吉
私が受けることになった条件は3つです。偶然が重なっただけです。
まあ運だけは良いので来るべくしてきたというところですけどね。
- 特集記事で商品が特集されることが決まっていた
- 「商品名 レビュー」で上位表示されていた
- お問い合わせフォームが目のつくところにあった
ブログの導線は意識しておこう
もしかしたら、あなたにも取材を受けるかも知れません。導線として、問い合わせフォームは必ず設置して置きましょう。
他にも、非公開ASPや企業さんから直接レビュー記事の依頼も沢山きます。
問い合わせフォームを公開しておくことにメリットはあれど、デメリットはないです。
取材依頼を受けて悩んでる方はとりあえず受けておこう
そして今、取材依頼が来て受けようか悩んでいるあなた。実名でやってる場合意外に、悩む必要はありません。
「記事内でブログ名を公開する」ことを条件に取材を受けることをおすすめします。とにかく、「一人の利用者」としてではなく「マサオカブログのマサオカ」として名前が載ることが重要ですからね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。